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■ SME Records ■ 2004.03.24 ■ SECL 67
01. ダンスホール (Cocco) 02. 僕が僕であるために (Mr.Children) 03. 路上のルール (橘いずみ) 04. 十七歳の地図 (175R) 05. I LOVE YOU (宇多田ヒカル) 06. 太陽の破片 (岡村靖幸) 07. LOVE WAY (大森洋平) 08. 街路樹 (山口晶) 09. OH MY LITTLE GIRL (竹内めぐみ) 10. 闇の告白 (斉藤和義) 11. Forget-me-not (槇原敬之) 12. 15の夜 (Crouching Boys)
01. ダンスホール (Cocco) 02. 僕が僕であるために (Mr.Children) 03. 路上のルール (橘いずみ) 04. 十七歳の地図 (175R) 05. I LOVE YOU (宇多田ヒカル) 06. 太陽の破片 (岡村靖幸) 07. LOVE WAY (大森洋平) 08. 街路樹 (山口晶) 09. OH MY LITTLE GIRL (竹内めぐみ) 10. 闇の告白 (斉藤和義) 11. Forget-me-not (槇原敬之) 12. 15の夜 (Crouching Boys)
今年13回忌を迎える尾崎豊へのトリビュートアルバムです。
参加しているのは、Mr.Children、175R、宇多田ヒカル、槇原敬之らのメジャーどころや、復活を待ちわびる人々も多いCocco、岡村靖幸(彼は最近けっこう活動し始めてますが)といった豪華な顔ぶれ。
これだけでもリリース前の話題性としてはじゅうぶんだったわけですが、実際聴いてみれば、内容はさらに充実。
ここんとこのカバー曲にありがちな、オリジナルをただなぞるだけの安直なものとか、あるいは逆にぶっ壊すことで自分を表現しているものとはちがって、尾崎のつくりあげた言葉とメロディと、参加アーティストの一聴してそれとわかるオリジナリティが、ものすごく高いところで調和しているのです。
これが、アーティストの実力によるところが大きいのはもちろんだけれども、このアルバムのプロデューサーで、尾崎のアルバムを多く手がけた須藤晃の、このアルバムにかける熱意によるところもまた、同じくらいかそれ以上に大きいように感じられます。(その熱意のほどについては、歌詞カードの中とか、このへん で、彼自身の言葉で語られております。)
トリビュートアルバムなんて、カバー曲ブームの延長だ、とかぼくは思っているのですが、これは、そこらのものとはぜんぜん思い入れも完成度もちがいます。心して聴かないと、いけないです。