2004年05月27日

■ 優しい歌が歌えない/槇原敬之


優しい歌が歌えない
槇原敬之

発売日 2004/04/28
売り上げランキング 38,764

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■ TOSHIBA EMI ■ 2004.04.28 ■ TOCT-4726

01. 優しい歌が歌えない  02. とりあえず何か食べよう  03. 優しい歌が歌えない(Backing Track)  04. とりあえず何か食べよう(Backing Track)

 槇原敬之の東芝EMI移籍第1弾となるシングルです。
 新緑の季節、5月を歌ったとは言いながらも、綴られる詩の大半は、最近の彼に多い重々しく心の内面をえぐりだすような内容。それがずっしりと骨太なアレンジが施された、ミディアムテンポなメロディに乗っかっております。
 彼が歌う重たいテーマの楽曲はちょっとどうかしら、って人も多いとか聞いたことがありますが、それでも彼がこういった曲をシングルにもってくるのは、よっぽどの信念があるんだろうなぁ。ぼくは彼の重たげな曲もけっこう好きなんですが。
 一方、カップリングは、お腹が空いてたら怒りっぽくもなっちゃうよ、だからお腹いっぱい食べて笑っちゃおう!っていう、単純明快な曲。メロディもアレンジも軽快。やや単純明快すぎやしませんか、って気がしなくもないですが、気持ちよく聴くことができます。
 ところでこのシングルのジャケット、ひさびさに彼のお顔が写ってるんですね。調べてみたら、シングルでは「素直」 (1997) 以来、約7年ぶり。この点でも注目!・・・ってわけではないですけど。
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2004年05月20日

■ シフクノオト/Mr. Children


シフクノオト
Mr.Children

発売日 2004/04/07
売り上げランキング 636

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■ TOY'S FACTORY ■ 2004.04.07 ■ TFCC-86161

01. 言わせてみてぇもんだ  02. PADDLE  03. 掌  04. くるみ  05. 花言葉  06. Pink〜奇妙な夢  07. 血の管  08. 空風の帰り道  09. Any  10. 天頂バス  11. タガタメ  12. HERO

 前作『IT'S A WONDERFUL WORLD』 (2002) から2年ぶり、オリジナルとしては10枚目のアルバムです。
 前作の流れをくむ、ひたすら「よい音楽」を追い求めたように思われる、強力なポップス集に仕上がっています。
 このアルバムをリードするのは、どうしても、シングルとしてリリースされた「Any」、「HERO」、「掌 / くるみ」、あるいはNTT ドコモのCM曲「PADDLE」とか、かつてラジオでのみ流れていた「タガタメ」あたりの、耳馴染みがある、だけでは片づけられない、楽曲の持つ力が前面に押し出された曲になるわけですが、力の強い楽曲が多く収録されたアルバムは、そのぶん、全体的に見ると、とっちらかった印象になりがちです。
 しかしながら、本作の場合、その他の収録曲が、軽やかに切なげにときとして妖しげに存在することが、アルバムにメリハリを与えていて、全体を見事にまとめあげております。
 このへんが、このアルバムを、特定の曲ではなく、全体を何度も繰り返し聴きたくなる名盤たらしめているのかな、という気がします。
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2004年05月01日

■ THE FRUSTRATED/GLAY


THE FRUSTRATED (初回生産限定盤DVD付)
GLAY

発売日 2004/03/24
売り上げランキング 7,023

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■ UNLIMITED / TOSHIBA EMI ■ 2004.03.24 ■ TOCT-24961

01. HIGHCOMMUNICATIONS  02. THE FRUSTRATED  03. ALL I WANT  04. BEAUTIFUL DREAMER  05. BLAST  06. あの夏から一番遠い場所  07. 無限のdeja vu から  08. 時の雫  09. Billionaire Champagne Miles Away  10. coyote, colored darkness  11. BUGS IN MY HEAD  12. Runaway Runaway  13. STREET LIFE  14. 南東風

 デビュー10年目を迎えたGLAYが、オリジナルとしては約1年半ぶりにリリースしたアルバムです。
 彼らの魅力は、疾走感のあるストレートなロックと、キャッチーでメロディアスでときとして切なかったりする楽曲にある、とか思っているわけですが、本作においてももちろん、というか、むしろより際立った形でそれらは収録されております。
 そしてまた、アコースティックなものからブラスやストリングスを取り入れたものまで、けっこう多彩なアレンジが、決して奇をてらうことなく、さりげなく用いられながらも効果的に楽曲のクオリティを高めております。
 ただちょっと惜しいのは、TERUのボーカルがなんともその、いつにも増して苦しそうなんです。これがアリなのかどうかちょっとわかんないのですが、どうなんでしょう。
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