2007年08月22日

COYOTE/佐野元春

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佐野元春

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01. 星の下 路の上 (album ver.) 02. 荒地の何処かで 03. 君が気高い孤独なら 04. 折れた翼 05. 呼吸 06. ラジオ・デイズ 07. Us 08. 夜空の果てまで 09. 壊れた振り子 10. 世界は誰の為に (album ver.) 11. コヨーテ、海へ 12. 黄金色の天使

 佐野元春のアルバム、『COYOTE』。
 前作、『 THE SUN 』 (2004) 以降、ミニアルバムライブアルバム、そして ベスト盤 のリリースがあったため、そんなに間があいた感はなかったのですが、オリジナルアルバムとしては、実に約3年ぶりとなる作品。

 収録されている各曲を1篇のロードムービーに見立て、このアルバムはその映画の、架空のサウンドトラックといったアプローチでつくられた本作、そのへんを意識して聴かなければわからないくらいなのでそんなにコンセプチュアルなものには感じないけれど、アップテンポな曲、スローな曲、グリグリにロックな曲、メロディアスでポップな曲、とその構成は多彩で、映画の場面が移りゆくさまを音楽で表現しているようにもとれますか。

 ぼくはほとんど詞を見ないので、あくまで聴き心地で判断してしまうのですが、本作のコンセプトを気にしなくても、そのバラエティに富んだ内容ゆえ、飽きることなく一気に聴けてしまう作品となっていました。

 生音重視の大人っぽいアレンジ、ボーカルは実に落ち着いており大きな盛り上がりを見せることはないわけだけれど、一方で貫禄はじゅうぶんすぎるほどにじゅうぶん。
 じっくりと聴き入りたいアルバムでありました。


posted by BONGO at 18:57| Comment(0) | TrackBack(0) | 佐野元春 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年08月30日

THE SINGLES EPIC YEARS 1980 - 2004/佐野元春

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佐野元春

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DISC ONE
01. ガラスのジェネレーション Original single version 02. アンジェリーナ Short edited version 03. ナイトライフ Short edited version 04. サムデイ Original single version 05. ダウンタウンボーイ Single mix version 06. 彼女はデリケート Short edited version 07. シュガータイム Short edited version 08. ハッピーマン Original single version 09. スターダスト・キッズ Additional recorded version 10. グッドバイからはじめよう Original single version 11. トゥナイト Short edited version 12. コンプリケイション・シェイクダウン Short edited version 13. ヴィジターズ Short edited version 14. ニューエイジ Short edited version 15. ヤングブラッズ Single mix version 16. ストレンジ・デイズ -奇妙な日々 Single mix version 17. シーズン・イン・ザ・サン -夏草の誘い Single mix version 18. ワイルド・ハーツ -冒険者たち Single mix version 19. 警告どおり 計画どおり Original single version 20. ナポレオンフィッシュと泳ぐ日 Original single version
DISC TWO
01. 約束の橋 Additional recorded version 02. シティ・チャイルド Original single version 03. 雪 -あぁ世界は美しい Short edited version 04. ホーム・プラネット -地球こそ私の家 Original single version 05. ジャスミンガール Original single version 06. ぼくは大人になった Original single version 07. また明日 Single mix version 08. 誰かが君のドアを叩いている Short edited version 09. 彼女の隣人 Single mix version 10. 十代の潜水生活 Single mix version 11. 楽しい時 Original single version 12. ヤァ! ソウルボーイ Original single version 13. ヤング・フォーエバー Original single version 14. ドクター Short edited version 15. だいじょうぶ、と彼女は言った Original single version 16. イノセント Original single version 17. 君の魂 大事な魂 Short edited version 18. 月夜を往け Single mix version (BONUS TRACK) 19. ガラスのジェネレーション 2006 (Additional recorded version)

 佐野元春のベストアルバム『THE SINGLES EPIC YEARS 1980 - 2004』。
 彼がエピック・ソニー時代にリリースしたシングル全38曲(ライブ、12インチ、スポークンワーズ作品を除く)と、ボーカルとピアノを残してそのほかの部分を新たに録音した「ガラスのジェネレーション 2006」を収録したアルバムです。

 彼がすでに去ったソニーからのリリースだからと言ってただのコンピレーションアルバムにはなっておらず、先述の「ガラスのジェネレーション 2006」が新録で収められているのはもちろん、詳細なライナーノーツ、シングルのジャケットをすべて掲載したブックレットが付属するなど、アイテムとしてもぜひ持っておきたい、充実した作品になっています。

 ただし、「SINGLES」とはいえすべてがシングルバージョンで収録されているのではなく、一部の楽曲は本アルバムのために編集された「Short edited version」で収められてしまっています(「Short edited version」と表記されているものすべてではありません)。
 聴いてみるとまったく違和感はなく、きっと佐野さんが今、それらの曲をシングルとして発表するならばきっとこのバージョンになるのであろう、と好意的な解釈はしてみたものの、やはりオリジナルのバージョンですべて構成していただきたかった、というのが多くの方にとっては本音ではないでしょうか。
 とりあえず、CDのケースなど、購入前でも確認できる部分にその旨の記載がないのは、あまりに不親切と思われます。
 立派な作品に仕上がっているだけに、そこのところが、惜しいです。
posted by BONGO at 23:07| Comment(0) | TrackBack(0) | 佐野元春 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年02月23日

THE SUN LIVE AT NHK HALL/佐野元春 and THE HOBO KING BAND

THE SUN LIVE AT NHK HALLTHE SUN LIVE AT NHK HALL
佐野元春

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01. 月夜を往け 02. 最後の1ピース 03. コメント#1 04. 恵みの雨 05. コメント#2 06. 希望 07. コメント#3 08. 地図のない旅 09. 観覧車の夜 10. コメント#4 11. 君の魂 大事な魂 12. 明日を生きよう 13. コメント#5 14. DIG 15. 国のための準備 16. コメント#6 17. 太陽

 佐野元春のライブアルバム。
 2005年2月に行われた「THE SUN TOUR」最終日の公演から11曲を収録。すべてアルバム『THE SUN』 (2004) からの楽曲で構成されています。
 佐野さんの声はもちろん、楽器の音もクリアに拾われており、またTHE HOBO KING BANDの演奏は当然に高レベルですので、とても上質なライブ盤と言えましょう。
 でもそうすると、もともと生音中心でライブ感も高かった『THE SUN』と大差なくなってしまうように思われてしまうかもですが、たしかオリジナルと比べて大きな変化を遂げた楽曲というのはなかったけれど、ライブ特有のうずまくグルーブや各プレイヤーによるソロパート、あるいは佐野さんとオーディエンスとのやたらかっこいい掛け合いなどがバランスよく盛り込まれ、聴きながら気分が高揚する様はオリジナルを超えます。
 また本作には、曲と曲の間に何箇所か佐野さんによるコメントが入っており、収録されている楽曲やライブでの演奏について、彼の独特なイカした言い回しで語られております。
 ライブの模様だけをひたすら聴きたいときはコメントのトラックをスキップする等で対応することもできるわけで、曲を聴いた直後くらいに解説が入っているのはとてもわかりやすいし、興味深く聴けました。
 価格も2,000円と低く抑えられておりますので、持っていて損はない1枚であると感じました。

 ところで、この作品も『THE SUN STUDIO EDITION』と同様にiTunes Music Store限定トラックのCD版であります。
 しかもiTunes Music Store版の収録曲に「月夜を往け」、「君の魂 大事な魂」の2曲と佐野さんによるコメントが追加された仕様になっています。
 ダウンロードで購入してしまった人は、どうするんだろう。
 ぼくならば、憤りを感じつつCD版も購入してしまう気が、します。
posted by BONGO at 19:36| Comment(0) | TrackBack(0) | 佐野元春 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

THE SUN STUDIO EDITION/佐野元春 and THE HOBO KING BAND

THE SUN STUDIO EDITIONTHE SUN STUDIO EDITION
佐野元春

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01. 最後の1ピース (complete version) 02. 恵みの雨 (complete version) 03. 観覧車の夜 (complete version) 04. 光 (final version) 05. タンポポを摘んで (unreleased track) 06. 光 (instrumental version)

 佐野元春がリリースしたミニアルバム。
 アルバム『THE SUN』 (2004) に収録されていた楽曲の中から3曲の「complete version」と、2001年9月11日のテロにインスパイアされてつくられ、オフィシャルサイトにおいて無料で配信された「光」の最終バージョンおよびそのインスト、そして『THE SUN』の収録曲から外れていたという未発表曲「タンポポを摘んで」の、全6曲がパッケージされています。

 3曲の「complete version」は、オリジナルではカットされていた部分も収録されており、細かく分析とかできる方にはかなりおもしろいであろう作品。ぼくはそんなコトはできないので、別バージョンの音源を所有する喜びを感じるくらいしかできないのが残念ですが。

 「光」は、ネットで配信された当時にダウンロードし損ねたので、ここできちんと聴く機会を得られたのはうれしいかぎり。
 改めて聴いてみると、メロディとか云々よりも、強い衝動性を感じる楽曲で、胸が詰まるような気持ちになります。

 「タンポポを摘んで」は、かなりブルージーな傾向の強い1曲。
 コレはコレで興味深い作品ではありましたが、あまりにブルージーなので、比較的ストレートな楽曲を多く収録した『THE SUN』には、ちょっと合わない作風かもしれないです。

 と、指向の異なる楽曲をひとつのパッケージにした作品ですので、このアルバムを通しで何回も聴く、ということはなさそうなのですが、音源としてもっていても悪くはないかな、とは思われました。

 ところでこの作品は、iTunes Music Store限定トラックのCD版であります。
 当然にCD版のほうが価格としては高いのですが、きちんとしたパッケージがあり、またこの作品についての解説がついています。
 ぼくの場合は、音楽をデータで買うことになじめず、ダウンロードによる購入を躊躇しているうちにCD化が決定したのでよかったですが、CD化されないことを前提に、やむを得ずダウンロードされた方々におかれてはどんな気持ちなのだろうかと思ってしまいました。
 限定モノを限定でなくしてしまうのは、フェアとは言えない気がするのですが。
posted by BONGO at 19:34| Comment(0) | TrackBack(0) | 佐野元春 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

星の下 路の上/佐野元春

星の下 路の上星の下 路の上
佐野元春

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01. ヒナギク月に照らされて 02. 裸の瞳 03. 星の下 路の上

 佐野元春がリリースした、自身のレーベル「Daisy Music」初となるニューシングル。「3トラックEP」と称されているので、シングル扱いなのかアルバム扱いなのかよくわからないのですが。
 この作品に収録されている楽曲は、どれも生音中心のストレートなロック。
 演奏は彼のバンド「The HOBO KING BAND」ではなくもっと若手のミュージシャンによるものだけれど、『THE SUN』 (2004) に近い雰囲気と感じました。
 収録されているのは3曲とシングルサイズですが、1曲目にずっしりとしたリズムの「ヒナギクに照らされて」、2曲にどちらかといえば軽快なグルーブの「裸の瞳」、そして最後にもっともシングル向と思われるアッパーなタイトル曲「星の下 路の上」が登場するあたりは、ミニアルバム的な側面も持ち合わせていると言えましょうか。
 ぱっと聴くと地味にも感じますが、当然のようにどの曲も上質で、シングル的な聴き方をすればあきらめもつくのですが、ミニアルバム的に聴いてしまうと、贅沢なことですが、少なくともあと3曲は聴きたいとか思われ、なんとももどかしい気持ちになってしまいました。
posted by BONGO at 19:33| Comment(0) | TrackBack(0) | 佐野元春 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2004年08月19日

■ THE SUN/佐野元春 and The HOBO KING BAND


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佐野元春 and The HOBO KING BAND

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■ DaisyMusic / UNIVERSAL MUSIC ■ 2004.7.21 ■ POCE-9380

01. 月夜を往け  02. 最後の1ピース  03. 恵みの雨  04. 希望  05. 地図のない旅  06. 観覧車の夜  07. 恋しいわが家  08. 君の魂 大事な魂  09. 明日を生きよう  10. レイナ  11. 遠い声  12. DIG  13. 国のための準備  14. 太陽

 佐野元春がリリースした、オリジナルアルバムとしては約5年ぶりとなる作品です。
 1999年、デビュー20周年を迎える彼が、ベスト盤とかオリジナルの作品とかを祭りのごとくリリースしたあと、コンピレーションアルバムなんかを発表することはあったものの、オリジナルアルバムと呼べる作品がなかなかリリースされないと思ったら、所属していたエピックとの間でなにやらゴタゴタとあったようで、結局、独立レーベル「DaisyMusic」を立ち上げ、本作をリリースするに至ったようです。
 さて、そんな久々のアルバムを制作するにあたり、彼が選んだ手法は、彼が率いるバンド「The HOBO KING BAND」との共同作業。そもそも制作作業は2001年ごろから行われていたようですが。
 バンドとのセッションを重ねて仕上げられた本作を聴いてまず感じたのは、徹底した生音へのこだわりと音の上質さ。
 そして、その音のひとつひとつはうまいこと重なって心地よいグルーヴへと姿を変え、人の手が直接生み出すグルーヴってこんなにスゴイのかと、改めて認識させるのです。
 もちろん、心地よい演奏は高いレベルの楽曲があってこそ成り立つのであって、その楽曲はといえば今まで以上にポップなものが多く、耳に馴染みやすい。
 また、その楽曲に乗る言葉には、ありふれた日常をわりとストレートに描いているものが多く見られ、ほどよい力の抜け加減で穏やかに歌いながらも気持ちのしっかりと入った彼のボーカルと相まって、癒されるような気持ちになるのです。
 今までぼくが聴いてきた彼の音楽は、彼のカッコよさにただ酔いしれてしまうものがほとんどだっただけに、アルバムを聴き終えてみて、もちろん今までどおりカッコよさに酔いしれてはいるんだけど、同時に癒されている自分に気づいたときには、ちょっとした驚きすら感じるのでした。
 やばい。このアルバム、かなりの愛聴盤になりそうです。
posted by BONGO at 23:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 佐野元春 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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