2007年11月10日

ここから未来へ/BEGIN

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ここから未来へここから未来へ
BEGIN

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01. ここから未来へ 02. 青のまま 03. アレグレット

 BEGINのシングル、「ここから未来へ」。
 ここ最近、彼らの音楽で特徴的となってきているストリングスを大きくフィーチャーした大人げなアレンジと、あたたかみのあるメロディ、ボーカルが印象的な作品です。

 もともとは比嘉さんのソロアルバム、「 とうさんか 」 (2006) から始まったこのスタイル、ソロならではのものかと思っていたらBEGINの曲にまで波及してきて、ソロとバンドとのわかりやすい違いみたいなものがなくなりつつあるのですがそれはさておき、イイものはイイです。
 なにげない日常を優しげな視点で描いた詞とも相まって、とてもほっこりとした気持ちになれる一曲でありました。

 2曲目は、ギターの島袋さんがリードボーカルをつとめる「青のまま」。
 素朴な味わいが全面に出た、ほほえましい楽曲です。
 アルバム、『 オキナワン フール オーケストラ 』 (2007) で初めてそのボーカルを披露した島袋さん、再び。

 3曲目の「アレグレット」は、インスト。
 上地さんのアコーディオンが全体を引っ張る、オリエンタルな佇まいの作品であります。

 カップリングにも目を向けますと、それぞれの曲でそれぞれのメンバーがリードをとる、珍しい格好のシングルとなっておりました。


posted by BONGO at 12:52| Comment(0) | TrackBack(0) | BEGIN | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月09日

オキナワン フール オーケストラ/BEGIN

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オキナワン フール オーケストラオキナワン フール オーケストラ
BEGIN 萩田光雄

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01. 〜開演 opening〜 02. 青い真空管 (オキナワン フール オーケストラ編) 03. 潮時 04. 九十九転び百起き 05. Midnight Baseball Blues 〜屋富祖エレジー (やっと、もあいが取れたのに)〜 06. 〜休憩 interval〜 07. ミーファイユー 08. 五線紙の街 09. あとからな 10. 三線の花 11. うたのうた 12. 〜終演 ending〜

 BEGINのアルバム、『オキナワン フール オーケストラ』。
 オリジナルアルバムとしては『Ocean Line』 (2004) 以来、約2年半ぶりのリリースとなる作品です。

 タイトルにある「フール」って、英語の"fool"のことだと思いこんでいたのですが、沖縄の方言で「豚小屋」を意味するのだそうな。つまり本作は、「沖縄の豚小屋楽団」の意。
 ジャケットをよく見れば客席に豚がたくさんいるのも、それを聞けば納得です。

 さて本アルバムの構成は、最初と最後に「開演」、「終演」、中間に「休憩」のSEやナレーションが入る、コンサートを意識したコンセプチュアルなもの。
 一方で収録されている楽曲は沖縄で録音された手づくり感のある楽曲と、東京のスタジオで録音されたピシッとしたスタイルのものがおよそ半々、ボーカルも比嘉さんだけではなく他のお二人がメインをとった楽曲もあるなど、わりとまとまりのない、ごちゃっとした内容になっております。
 が、雑然とした印象はなく、むしろBEGINの様々な面を見ることができる、興味深い作品となっています。

 東京録音の楽曲は、「潮時」、「あとからな」、「うたのうた」、そして既発シングル、「三線の花」、「ミーファイユー」の5曲。
 がっちりと練り込まれたアレンジを施され、またこれらのうち何曲かにはストリングスアレンジに萩田光雄氏を迎えるなど、2006年にリリースされた比嘉さんのソロアルバム、「とうさんか」にも通じるところのある、おだやかでしっとりとした気配の漂った安心して聴くことのできる仕上がり。
 沖縄録音の楽曲は、ある意味ではなんでもアリの、わいわいがやがやと楽しくつくられたのだろうなぁと思わせる楽曲となっています。
 中でも、飲み会の風景をだじゃれっぽく綴った宴会ソングとして始まり、途中でお囃子が入ったりカントリーっぽくなったりと姿を変えつつ、最後はエコーをド派手に効かせた演歌で終わる「Midnight Baseball Blues 〜屋富祖エレジー(やっと、もあいが取れたのに)〜」は、まさになんでもアリな沖縄録音の楽曲を代表させるにふさわしい1曲かと。ちょっと気恥ずかしくなるところもあるけれど、それも含めて、聴いていると理屈抜きで楽しいです。

 彼らのアルバムはもともと、キチンとJ-POP然としたもの、ライブの雰囲気を色濃く出したもの、そして沖縄音楽を大きくフィーチャーしたものなどバラエティに富んではいますが、これだけ様々な要素が入った作品は初めて。
 彼らも大部分を肩肘はらず、自由につくりあげたのであろうこのアルバム、聴くほうも肩の力を抜いて、ただただ楽しく聴くことのできる作品となっていました。


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2007年05月05日

ミーファイユー/BEGIN

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BEGIN

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01. ミーファイユー 02. 青い真空管

 BEGINのシングル、「ミーファイユー」。

 タイトルこそ八重山地方の方言(「ありがとう」の意)からとっているけれど、メロディは沖縄っぽさを感じさせるものではなく、ミドルテンポながらもどこか疾走感を併せ持ったたいへんに聴き心地のよい楽曲になっており、ここ数作の彼らのシングルでも、ぼくにとってはかなりお気に入りの曲であります。
 シンプルなアレンジで華やかさには欠けますが、オススメしたい1曲です。

 カップリングの「青い真空管」は、アップテンポで楽しげな雰囲気の中にどこかジャジーな部分があったかと思えば沖縄っぽい音階が聞こえたりもして、さりげなく彼らのルーツをかいま見せる、興味深い楽曲になっておりました。


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2007年02月28日

三線の花/BEGIN

三線の花三線の花
BEGIN 荻田光雄 森田貢

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01. 三線の花 02. 東京

 BEGINのシングル「三線の花」。
 ボーカルの比嘉さんは、2006年8月にミニアルバム『とうさんか』を発表されていますが、BEGINとしては2004年12月の「君を見ている」以来、1年10ヶ月ぶりとなる新作。

 さて本作は、タイトルのとおり三線がフィーチャーされ、またお囃子が入ったりもして、メロディ自体はぜんぜんそれっぽくはないのだけれど、全体的にはどうしても沖縄風な仕上がり。
 一方で、ストリングスアレンジには『とうさんか』に続き萩田光雄さんを迎え、壮大な雰囲気も垣間見せます。

 沖縄風な音とストリングス、共存させると楽曲としては中途半端なところに落ち着いてしまいそうではありますが、この曲ではうまいこと両者がマッチしていました。
 どちらかといえばストリングスが一歩引いているのと、懐の大きなメロディラインによるものかな。
 なかなかの佳曲であります。

 なおカップリングでは、マイペースの「東京」をカバー。
 彼ららしくシンプルに、歌い上げられています。
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2004年07月26日

■ Ocean Line/BEGIN


Ocean Line
BEGIN

発売日 2004/07/14
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■ Imperual Records / TEICHIKU ■ 2004.7.14 ■ TECI-1067

01. 国境を吹き行く風  02. 夏の花火  03. 青い月とギター  04. 会いたい言葉  05. Ocean Line  06. kowan 40  07. ハイサイCalifornia  08. 部瀬名のビーチ  09. いつまでも  10. 幸せの自転車

 活動の拠点を沖縄に移したBEGINの皆さん。
 ここしばらく沖縄音楽に傾倒した作品が続いておりましたが、本作は、久々にそういった特定のジャンルにとらわれない、フラットなアルバムになっております。
 沖縄を中心にレコーディングされ、詞のテーマも、これまでよりも沖縄を意識させるものが多く、また、メロディにも沖縄のそれが時として織りまぜられる。
 しかしながら、仕上がった作品を聴いてみると、それらはなくてはならない要素にはなっているけれど、前面に出ているのは、彼らの中にもともと持っていた、軽快でせつなくてどこか懐かしい、思わず口ずさんじゃうような、きわめて良質なロックやポップス。
 これこそBEGINらしい、と思わせる作品。こんなアルバムをずっと待ってました。
 BEGINといえば「涙そうそう」。そんなイメージを持っている人に、ぜひ聴いてもらいたいアルバムです。
posted by BONGO at 23:00| Comment(0) | TrackBack(0) | BEGIN | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2003年07月25日

■ ビギンの一五一会/BEGIN

一五一会
BEGIN

テイチクエンタテインメント
2003-07-24
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■ Imperual Records / TEICHIKU ■ 2003.07.24 ■ TECN-24906

01. 涙そうそう  02. 海の唄  03. 声のおまもりください  04. 恋しくて  05. 防波堤で見た景色  06. この街はなれて  07. その時生まれたもの  08. 島人ぬ宝  ※ すべて一五一会バージョン

 BEGIN初のセルフカバーアルバムです(コンピレーションアルバムで何曲か新録してリリースしたものはあったけど)。
 彼らが考案したギターと三線を融合した比嘉さんいわく「世界一簡単な和楽器」、「一五一会(いちごいちえ)」を大フィーチャーして作られています。
 選曲は、デビュー曲「恋しくて」、夏川りみが歌ってヒットした「涙そうそう」、PHSのCMに使われた「声のおまもりください」ほか、シングル中心で耳馴染みのあるものが多く、そのぶん、一五一会の音色に聴き入ることができます。
 で、その音色はというと、ギターとか三線とかと比べて、「硬い」という印象をもちました。正直なところ、ぼくはギターとか三線の方がよいかなぁ。
 ただ、全8曲で40分ちょっとっていうコンパクトなつくりは、一曲一曲をていねいに聴くことができてよさげなサイズだし、一五一会以外の音は極力抑えられたアレンジになっているから、新たに録音された比嘉さんのより暖かみを増したボーカルがよく聞こえてきて、その意味では、すごくよいアルバムになっていると思います。
 それは、BEGINさんのもくろみとは、かなり違うのでしょうけれど。
posted by BONGO at 23:00| Comment(0) | TrackBack(0) | BEGIN | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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