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■ UNIVERSAL J ■ 2003.07.30 ■ UPCH-1250
01. INTO THE NIGHT 02. Woman feat. Heartsdales 03. 眠れぬ想い 04. 十六夜の月 05. You & I 06. NEW WAY 07. 次の夢 08. HORIZON 09. ONE in a MILLION 10. Choo Choo TRAIN
01. INTO THE NIGHT 02. Woman feat. Heartsdales 03. 眠れぬ想い 04. 十六夜の月 05. You & I 06. NEW WAY 07. 次の夢 08. HORIZON 09. ONE in a MILLION 10. Choo Choo TRAIN
最近おヒゲを生やされ、なんとも言いようのない胡散臭さを手に入れた中西圭三のアルバムです。
リニューアルされた既発曲と新曲が5曲ずつ、曲順としてはほぼ交互に収録された、オリジナルアルバムともベストアルバムとも呼べない構成になっております。
リニューアルされた楽曲のほうは、ジャジーなアレンジの「You & I」とか、アカペラに挑戦した「Choo Choo TRAIN」とか、リニューアルされたときにありがちなパターンのものはあるものの、「眠れぬ想い」「次の夢」あたりは直球勝負なアレンジで歌い直されているのが好印象だったり、女性のラップを大フィーチャーして、原曲はバックトラックくらいな使われ方しかされていない「Woman」は、こんなの「Woman」じゃないけれども(笑)、けっこう衝撃的だったりします。
そして特筆すべきなのは、新曲のほう。彼特有のちょっと憂いを帯びつつうねるメロディーが心地よい「INTO THE NIGHT」とか、どこか和風な味わいのある(だからって和太鼓みたいな音とかが入ってるのはどうかと思うけど)「十六夜の月」とか、あるいはストレートにアップテンポな「ONE in a MILLION」なんかは、彼の楽曲の中でも名曲の類に入るものだと思うし、淡々としたメロディーの「NEW WAY」やオーソドックスなバラード「HORIZON」だって、聴くほどに味の出る楽曲に仕上がっていて、なにげにコレ、名盤かもしれないです。
前作『結晶』 (2002)は邦楽のカバー+新曲2曲の構成だったし(未聴なんですが)、次は彼のまっさらなオリジナルアルバムが聴きたいですねぇ。