![]() | Is This My Vision?~HIDEAKI MATSUOKA THE BEST IN EPIC YEARS~(DVD付) 松岡英明 Sony Music Direct 2007-03-21 売り上げランキング : 11092 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
DISC 1
01. Visions of Boys 02. Dance in Versailles 03. 以心伝心 04. Virgins 05. Catch 06. Study After School 07. I Love Rock'n Roll 08. Light and Colour 09. Shade and Darkness 10. Vision (Ver.3.3) 11. Shake Your Fist 12. デジャ・ヴ 13. Next Sensation 14. Divine Design 15. 世界の果て、時間の終り
DISC 2
01. Wonderland 02. 恋はあせらず 03. シェリーと夏と僕 04. キミは完璧 05. 真夏の誘惑 06. 堕ちてきた天使 07. 二人で過す他に意味なんかないさ 08. Star 09. Kiss Kiss 10. Rainy Tuesday 11. A Sweet Little Bitter Love 12. Again Again Again 13. Nine Miles High 14. I Wanna Know Because I Don't Know 15. Because We Love You
01. Visions of Boys 02. Dance in Versailles 03. 以心伝心 04. Virgins 05. Catch 06. Study After School 07. I Love Rock'n Roll 08. Light and Colour 09. Shade and Darkness 10. Vision (Ver.3.3) 11. Shake Your Fist 12. デジャ・ヴ 13. Next Sensation 14. Divine Design 15. 世界の果て、時間の終り
DISC 2
01. Wonderland 02. 恋はあせらず 03. シェリーと夏と僕 04. キミは完璧 05. 真夏の誘惑 06. 堕ちてきた天使 07. 二人で過す他に意味なんかないさ 08. Star 09. Kiss Kiss 10. Rainy Tuesday 11. A Sweet Little Bitter Love 12. Again Again Again 13. Nine Miles High 14. I Wanna Know Because I Don't Know 15. Because We Love You
松岡英明のベストアルバム、『Is This My Vision? 〜HIDEAKI MATSUOKA THE BEST IN EPIC YEARS〜』。
メジャーでの活動を離れて久しい松岡さんですが、本作はCD2枚に全30曲と12曲のビデオクリップを収録したDVDからなる、豪華な作品となっています。
いちおうデビュー20周年を記念したベストアルバムということなのだけれど、Sony Music Directからのリリースゆえ、過去に発表された2枚のベストアルバム、『18 〜Matsuoka Hideaki Best〜』 (1997)、『THE LEGEND』 (2003)と同様、Epic時代の曲だけで構成。
しかしながらそれらのベストとちがうのは、本作の収録曲が、本人によって選曲されているところ。
レーベル側の意向だけで作られた作品と比べれば当然、聴くほうも気合いが入ります。
さて収録曲を見てみますと、彼がほぼすべての作詞、作曲、編曲を手がけるようになった『Kiss Kiss』 (1989)、『Light and Colour』 (1990) あたりが中心となっているもよう。
デビューから『以心伝心』 (1988) までの曲は、ベスト盤に収められてしかるべき、意外性の少ない曲がダイジェスト的に入っているな、という印象。
また彼がEpic時代の後期で試みた、ほかの人がつくった曲をボーカリストに徹して歌うスタイルをとった『シェリーと夏と僕』 (1992)、『We Love You』 (1993) からの楽曲は2枚目の前半にまとめられており、アルバムとしての流れがつくられています。
全30曲という大きなベストアルバムである本作を聴いて思うのは、彼がそれぞれの時期でスタイルを変えつつも、いかにいつもポップであったか、ということ。
初期の初々しさを残していたころも、高いクォリティの打ち込みを多用しつつ彼の抱く音楽のイメージを彼自身でビシッと表現していたころも、ボーカリストとしての役割をメインとして、どちらかといえばさわやかに歌い上げていたころも、それはいつも共通していたのだと感じました。
収録曲は過去のベスト盤とだいぶかぶるし、音源としてはぜんぶ持ってはいるのだけれど、改めてまとめて彼の曲を聴きなおしてみると、それぞれの時期でコンセプトとかにちがいはあれど、彼のポップなセンスに、うなりっぱなしでした。